ブリオンコイン(地金型金貨)

ブリオンコインは地金型金貨とか投資用金貨といいます。地金に近い目的で用いられる金貨で、金の品位と重さ・その日の地金価格に少しだけ上乗せ価格がのっています。金貨を製造する際のコストや運送費・諸経費などはどうしてもかかってしまうからです。

しかし、本来小額のはずの上乗せ分が高額になることがあります。プレミアムとも呼ばれるこの上乗せ分は、インゴット金よりも金コインのほうがの値段が高額になります。

値上がりの要因としては、骨董価値がある・希少価値がある・収集家の好みなどで、金地金の相場より相当な高額価格で売り買いされることさえあるのです。

収集家の目的にされるような金貨を収集型コインと言って、金貨の発行形態による分類とは別の区別の仕方があります。

ブリオンコインには以下のような種類があり、プレミアムが付くことで投資家には大切に保管される傾向があります。キズや汚れがなければ地金としての価値に上乗せされるプレミアムな価値を上乗せして金のコイン買取店で換金できるという良さがあるのです。

ウィーン金貨(オーストリア)
1989年から毎年発行されている地金型金貨で金の純度が99.99パーセント以上の金貨です。この金貨にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に馴染みのパイプオルガン・ウィーンホルンやビオラ・バイオリンなどの楽器がデザインされています。2004年に発行された限定品の1トロイオンスは純金金貨で15枚限定ということもあって発売当時価格が日本円で6千万円ほどもしていました。

メイプルリーフ金貨(カナダ)
世界中の流通量No1を誇り、日本にも大変多くのメイプルリーフ金貨が出回っています。カナダ造幣局の鋳造技術が優れているために品位が高く保証されていて、供給量についても安定感があります。1979年から発行を始めたメイプルリーフ金貨はそれまでのクルーガーランド金貨(南アフリカ)の流通量の地位を奪うものとなりました。

カンガルー金貨(オーストラリア)
日本では三菱マテリアルが販売をおこなうカンガルー金貨は9999+の高品位を持つ地金型金貨です。オーストラリアの政府造幣局によって1986年から毎年発行されていますが、裏面のカンガルーが毎年デザインを変えて出されるために収集家に人気があります。そのために、カンガルーのデザインによっては収集型金貨としての一面が強くなることもあります。

イーグル金貨(アメリカ合衆国)
アメリカ政府造幣局から発行されていた10ドル金貨をイーグル金貨といいます。1986年からは10ドル金貨は1/4トロイオンスとして、その他にも1.1/2.1/10トロイオンスの
3種類の地金金貨が発行されるようになりました。現在のK24の一般的な地金金貨と違い、K22の金貨です。

バッファロー金貨 (アメリカ合衆国)
2006年から発行された地金金貨で、イーグル金貨がK22だったのに対して99.99パーセントのK24金貨です。

ブリタニア金貨(イギリス)
イギリスの王立造幣局により1987年から毎年発行されている地金金貨で1.1/2.1/4.1/10トロイオンスの4種類があります。純度がK22でイーグル金貨同様、K24ではありません。エリザベス女王の肖像とブリタニア女神がデザインされています。

パンダ金貨(中華人民共和国)
中国の造幣公司によって1982年から毎年発行されている純度が99.9パーセントの地金型金貨です。5種類の大きさがあり、毎年デザインが変わることからプレミアムが付くタイプの金貨が見られます。

クルーガーランド金貨(南アフリカ)
1967年に1トロイオンスが、1980年に1/2.1/4.1/10トロイオンスがそれぞれ初めて発行されました。これは、1892年から1900年まで発行された1ポンド金貨を模して造られたものです。トランスヴァール共和国の元大統領のポール・クリューガーとスプリングボックという牛の一種が描かれていて、純度はK22でした。今では地金としての価値しかありません。

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